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共に高みを目指す(と、センター試験で問われそうな古文知識)

オールラウンド渡辺です。

 

センター試験日まで残りわずかとなり、受験生もこれまで頑張ってきた度合が強ければ強いほど「本番で実力がしっかり出せるだろうか」といった緊張や不安が大きくなっています。

 

現在、特に高3生の1人から受験に関する悩みをほぼ毎日聞いておりますが、彼は「滑り止めの私大はどこの大学のどこの学部で、どの形式をどれくらい受けるのがベストか」や、「浪人生と違い、初めての受験なので、センター試験で取らなければならない点数が自分だけ取れなかったらどうしようという不安に駆られる」といった悩みをもっております。

 

そんな彼を含む受験生たちに対し、昨日は下記タイガーウッズの話を用いたアドバイスをいたしました。

 

昔どこかで聞いた話ですが、アメリカのプロゴルファー、タイガーウッズは、ライバルのパターに対し「外せ!」ではなく「入れ!」と思うそうです。

 

「外せ!」と思ったときにもし相手のパターが成功したら、自分の予想が外れたことや相手が有利な立場になったことに動揺してしまい自分自身のパフォーマンスも下がってしまうでしょうから、「入れ!」と思うことでその動揺を軽減する効果もあるでしょう。

また、自分であれ他人であれ「成功」するイメージをもつ機会が多い方が、結局自身のパフォーマンスを上げて「成功」が現実化しやすくなる、とも言えそうです。

 

受験においても、「難しい問題が出たらどうしよう」、「自分の考え方が間違っていたらどうしよう」、「周りがみんなできていて、自分だけできなかったらどうしよう」、「自分だけが合っていて、周りはみんな間違えていたらいいのに」といった考えで試験に臨んでしまうと、少し難しそうな問題が出た途端に動揺してパフォーマンスが落ちてしまうかも知れません。

 

そこで逆に、「この教室のみんなで頑張って、この教室が『全国で一番得点率の高かった教室』にしよう!」、「自分も少しでも貢献できるように頑張るから、周りのみんなもできるだけミスを抑えて、みんなで取れる限りの点数を取ろう!」、「みんなも必死に頑張っているのに、自分だけ怯んでみんなの足を引っ張るわけにはいかない!」といったような考えをもちながら試験に臨むようにすると、少し難しそうな問題が出たときでも前者の考え方に比べればいくらか冷静にその問題に取り組むことができるようになるのではないでしょうか。

 

もし周りの人たちを「敵」だとみなしてしまうと、自分の状況が芳しくなくなったときにその敵からのプレッシャーが上乗せされ「自身の失敗」によりフォーカスするような状況に陥ってしまいそうですが、それに対して周りを「切磋琢磨し合える仲間」だとみなすようにすると、「みんなのためにも頑張らないと!」と「自身の成功」にもっとフォーカスすることができるようになるのではないかと思います。

 

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合格が確約された状況で受験に臨むわけではないので完全に不安を払拭することはできませんが、引き続きメンタル面もサポートしつつ、程よい緊張感をむしろバネにしてまずは第一関門のセンター試験を塾生たちが乗り切れるようにしていきたいと思います!

 

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[センター試験で問われそうな古文知識] 

 

 

・「~ぬべし」中の助動詞「ぬ」の意味と訳

 

→意味は、ほぼ「強意」!(「打消」ではない!) 

 

→訳は、ほぼ「きっと~だろう」のような形になる!

 

 

・助動詞「る」「らる」の意味

 

→打消の語とセットなら、「可能」の場合が多い!

 

→「れ給ふ」「られ給ふ」の形は、絶対に「尊敬」ではない!

 

 

・「あらば」と「あれば」の訳の違い

 

→「あらば」は、「もしあるならば」!

 

→「あれば」は、「あるので」などの順接!

 

 

・「~ましかば~まし」の訳

 

→「もし~たならば、~ただろうに」!

 

 

・「~にや。」

 

→「~であろうか」と訳して違和感がなければ、「に」の意味は「断定」!

※「あらむ」が省略されている!

 

 

・「花咲きなむ」と「花咲かなむ」の違い

 

→「花咲きなむ」は、「花がきっと咲くだろう」!

 

→「花咲かなむ」は、「花が咲いてほしい」!

 

 

・「な咲きそ」、「咲けかし」の訳

 

→「な咲きそ」 は、 「咲くな」(禁止)!

 

→「咲けかし」は、「咲けよ」(念押し)!