オールラウンド渡辺です。
先日の木曜のことですが、塾生の1人がセンター英語過去問(2012年の本試験)で194点を叩き出しました!
彼は知識こそ十分にセンターで190点を超えるレベルにあるものの戦略(センター形式への慣れ)や気合い(うっかりミスを防ぐ集中力)の面でなかなか190点を取れず5~6月は7~8割を行ったり来たりでしたが、ようやく自分の中での限界を突破できたようです。
浪人になってから始めた数学も今日でIAの内容を地方国公立レベルまでは全て教えきりましたので、センター形式の演習を抜かりなくこなせば8月の模試で偏差値65も決して不可能ではないと思います。
今日の数学指導の直後に彼にあらためて数学への感想を聞きましたが、「高校時代にあれだけ理解不能だと思っていた数学が、実際は思ったほど難しくなかったので(実際は十分に理解できるレベルのものであったので)、イメージと現実とのギャップを感じすごく不思議な気分」と言っておりました。
数学も、キチンと基礎から丁寧に学んでいけば、全然難しくない!
引き続きIIBや他科目についてもサポートしていきたいと思います。
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高1高2に関しては、昨日の金曜にようやく全ての塾生の1学期末テストが終わりました。
(今日明日の土日も全国模試がまだありますが)
オールラウンドでは各高校のテスト2週間前からテスト対策プリントづくりを徹底して行った甲斐あって、1年生2年生とも全体的に成績や理解度(解答力)が上がったという反応を見せておりましたので、来週以降の結果が大変楽しみです!
ところで、とくに進学校によく見られる傾向ですが、眠る時間もないほど課題が常に出続けているようで、それに対し睡眠時間を削って頑張っている生徒もいますが、英語でも数学でも国語でもさすがに高校レベルになるとそのように疲れていたり気が散っている状態で学習・理解を維持するのは非常に難しいかと思います。
焦る気持ちは分かりますが、長距離マラソンのように「気分や勢いだけに依存しない、戦略的な集中・休息管理」を行わないと途中でヘタってしまいかねないため、十分に気をつけなければいけないポイントの一つだと思います。
受験までまだまだ先は長いため、過度に長時間集中して疲弊してしまったり、気になることがある状態で非効率な勉強をしてしまったりしないよう、「良質な集中力」を生み出していくための「メリハリある学習環境」づくりをさらに考えていきたいと思います。
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高3受験生に関しても、昨年の受験生からのアドバイスを活かし、「秋になると文化祭や高校の定期テストでどうしても受験勉強にブレーキがかかるから、時間をたっぷり使える夏のうちに週5~6日塾で勉強する習慣を今からつけておくとよい」と彼らへ声がけをし続けており、彼らも少しずつ塾で自習する頻度が増えてきました。
英語に関してはセンター試験に最低必要な英単語1500語暗記を1周こなしてきたおかげで英語長文を最後まで諦めずに読みきる基礎体力がついてきたので、あらためて1500語暗記の2周目をしたり、ちょっと難しい長文も正確に訳せるよう「文法的に分解するテクニック」を教えたりして彼らのサポートを行っております。
数学に関しても、センター数学IAの問題集を1周し終えた生徒も出てきたので、自習時間でさらに2~3周するように促しつつ、いよいよIIBを指導していく段階に入りました。
基礎力がついたエリアに関しては少しずつ自学自習ができるように自信づけを行いつつ、他のエリアに関しても基礎力づくりの大切さを引き続き説いていきたいと思います!