古文苦手意識克服の兆し(と、オーストラリア・セミナーについて)

オールラウンド渡辺です。

 

今日は、受験生の数学と高1生の古文でした。

 

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受験生は宿題の英単語で40語ごとに区切ってミニテストを課しておりますが、まだ90%を必ずキープすることができていない状況です。

ただボーっと覚えているだけでは正答率は上がらないため、アウトプットの回数を増やす方法として、

 

・まずは5問だけ覚えてみて、赤シートでアウトプットチェックをする。

・次の5問も同様に覚えるが、赤シートチェックの直前でさっきの5問も軽く覚え直し(これにはほとんど時間がかからないハズ)、計10問を赤シートでアウトプットチェックする。

・次は同様のやり方で計15問アウトプットチェックする。

 

という覚え方をするように伝えました。

この方法で暗記をすれば、そこまで学習時間を増やすことなく、大量の英単語を一気に覚えて一気にテストするよりは効率良く暗記ができると思います。

※しかも初めに取りかかった単語ほどアウトプットの練習回数が多く記憶に残りやすくなるハズです。

 

少しでも良い効果が出ることを期待しつつ、さらに良い方法がないか考えていこうと思います。

 

前回「図形と軽量」で厳しめにアドバイスをした生徒は、今日も「sinθ≧1/2となるθの範囲がなぜ30°≦θ≦150°になるのか」という考え方を基礎問題や類似問題(xとyを使った、不等式を満たすxの範囲の問題など)で解説し、当てずっぽうではなく自力で少しずつ正解にたどり着けるようになってきました。

まだ時間はかかっていますが、正答できなかったことが正答できるようになる大きな第一歩がクリアできたので、また忘れてしまわないうちにシッカリ復習して定着させたいと思います。

 

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高1生は引き続き古文で、復習確認作業をかなり丁寧に行いながら指導しております。

古文がとくに苦手な生徒が、前回は「係り結びの諸法則」について復習確認をしても少ししか答えられなかったのに、今日は「覚えてるだけ答えてみて」と振ってみると

 

・「ぞ・なむ・や・か」がついたら、文末は終止形から連体形に変換する。

・「こそ」がついたら、文末は終止形から已然形に変換する。

・「ぞ・なむ・こそ」は、現代語訳の際には特に訳す必要なし。

・「や・か」は、疑問か反語で訳す。(「やは・かは」と書かれる場合もあり、この形の場合は反語になることが多い)

 

と、教えたことを一人でスラスラ言えるようになっていました。

また、今日は「形容詞」と「形容動詞」を扱いましたが、問題集を解いている最中も、「この問題は、単純に(基本知識通りに)答えたらいいの?」と、前回までは見られなかった積極的に正解をとりにいく姿勢を見せ始めました。
これまで見掛け倒しの難しさにビビッていた古文を「なんだ、大したことないじゃないか」と冷静にみることができるようになったような、そんな彼女の成長の瞬間を垣間見たように感じまして、非常に嬉しかったです。

古文単語も重要語は約160語ですが半分までチェックテストが済んだので(全生徒が点数全て90%超え)、あと1回の授業と2回のテストで古文への積極的な学習姿勢を身につけてほしいと思います。

 

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僕が昨年まで4年超の海外生活をしていたときに大変お世話になったエージェント「APLaC」の田村さんがこの6月に一時帰国をされるのですが、その際に彼がオーストラリア現地で指導されている内容のセミナーを日本でもする案が出ております。

僕自身この内容を海外生活最初のうちに身につけたおかげで海外でのいろんなトラブルに立ち向かったりチャンスを勝ち取ったりする姿勢ができ、現地で仕事を手に入れたり長期滞在のチャンスを得たりしたこと(詳しくはコチラです)を考慮するとこのセミナー内容を身につけるかつけないかで本当に百万円単位の差が出ているハズなので、海外生活など少しでも興味のある方にできるだけ多くこのチャンスを知っていただきたいと思っております。

 

塾生や保護者の方々にも一部お話ししておりますが、他にもご興味あるかも知れない方々に引き続きお伝えしていきたいと思います。