現代文にも、正解にたどり着くための方法がある。

オールラウンド渡辺です。

 

先月から夏目漱石の「吾輩は猫である」を読んでおります。
非常に長くてなかなか読了できませんが、ようやく第十話まで読み終えました。

一見くだらないようなことを賢そうな言葉や言い方でマジメ風に表現するのが非常に滑稽で、個人的には話しの初めの方にあった、主人公の猫が歯についた餅を死に物狂いで取ろうとしているところが面白かったです。

必死なのにさも冷静で賢く対処しているかのように表現しているところがあまりに滑稽すぎて、つい声に出して笑ってしまいました。

 

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今日は授業のない曜日ですが、新高2生から補講の要望をいただき、まずは9時から希望科目の小論文を指導いたしました。

(大まかな指導内容については、これまでの業務日誌をご参照ください)

この後は昼過ぎに1人、また17時からは新高1生の体験授業を予定しております。

 

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一昨日の新高1生は古文を行いました。

英語も数学もとくにつまることなくスタートを切れているようなので、しばらく古文を集中的に指導することを予定しております。

 

古文というのは英語や数学のようなメジャーな科目ではないためないがしろにしやすく苦手意識をもちつづけ易い科目ですが、覚えること自体は他の教科に比べかなり少ないため集中して取り組めば短期間で得意科目にできる科目です。

そのため、今のうちに得意科目にしておくことによって古文は自学で対応できるようにし、その分の時間を他の科目に有効活用することができれば、塾生にとっても大きなメリットになるのではないかと思っております。

 

すでに2回古文の授業を行いましたが、最初こそ塾生たちも苦手意識のせいで文法を素直に理解できずにいたものの丁寧にこちらから復習確認をしたりヒントを出したりすることで彼らの正解する経験が増えていくにつれて少しずつ彼らの苦手意識も薄れていっているように感じます。

引き続き丁寧に取り組んでいきたいと思います。

 

昨日は高2生の授業で、現代文(評論)を扱いました。

本来は英語をする予定でしたが、前回、現代文の苦手な生徒が意欲を出しはじめたので、その熱のあるうちに意欲や実力を伸ばそうと、急きょ連続で指導をいたしました。

今回センターレベルの問題は1題だけ用意していたのですが、もう1題追加して取り組むほど今回も強い意欲を見せていたので、効果の高い授業をすることができ非常に嬉しく思いました。

この調子で「自分は現代文も頑張れば正解にたどり着くことができる!」という気持ちを強くもてるような工夫を続けていきたいと思います。