(解説:ハイレベル現代文)高3は卒業式、高1・2は学年末テスト対策

オールラウンド渡辺です。

今日は、各高校の卒業式でした。
そのため高1・2年生は学校が休みであり、また、昨日および明日から学年末テストがスタートということで、高1生は通常授業は20時40分からですが、14時半以降からチラホラと塾へ自習に来ていました。
17時半には全員が教室に揃い、通常授業が終わる22時10分まで各自目標達成に向け一生懸命勉強に取り組んでいました。


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授業は高1のみで、各自のテスト範囲の質問に対応し、
漢文の「二重否定『無不』」、「『孰』の訳し分け」や、英語の「『figure out』等の熟語の目的語を置く位置の決まり方」、「関係代名詞でwhichではなくthatの使用が好まれるケース」などを解説いたしました。

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高3生は、現代文の記述問題を2題(選択問題3問、60~70字の記述問題2問、100字以上の記述問題2問)を扱いました。
(本人は卒業式で欠席のため、予定している題材の準備をしただけですが)

昨日から始めた記述の現代文ですが、たとえこれまで選択問題しか取り組んだことのなかった生徒でも「~はなぜか。その理由を答えよ」という記述問題だと、だいたいの生徒がキチンと「~だから(~のため)」と解答します。
しかし、「~はどういうことか」、「AとBはそれぞれどういう~か。その違いを答えよ」など、言い換え問題や対比問題といった問題をどのように記述解答していけばいいか、となると生徒たちもなかなか自信をもってそれを正確に答えられなくなるので、その取り組み方や手順をあらためて丁寧に学べば解答精度もまたさらに上がっていくハズです。

ということで、今回は彼が明日塾へ来た際に解説を予定しているものの一つ、『傍線部問題を解くにあたり意識しておくポイント』について、重要だと思うポイントをいくつか下記にて載せたいと思います。

『傍線部問題を解くにあたり、事前に意識しておくポイント』

・「傍線部の中の語句」に注意する。
→それぞれの語句が「主語」なのか「述語」なのか「目的語」なのかといった文構造を正確に確認することにより、「何が問われているのか(何を答えるべきなのか)」が理解できる。

・傍線部のみでなく、傍線が引かれている「一文全体」を確認する。
→たとえば傍線部の外(一文の冒頭など)に「しかし」という語句があったら、その前の部分の内容と傍線部の内容が対比関係にあることが分かる!このように、たとえ傍線部の外にあっても「論理関係を示す語句」や「指示語」などは、傍線部を理解するためのヒントを与えてくれる。

・傍線部のエリアの「メインテーマ」や「重要な語句」が何か、に注意する。(分かりやすく言い換える)
→傍線部内で問われている「テーマ」や「重要語句」が言い表されている部分を文章全体から探すとき、それが「傍線部近辺」にある場合もあれば「文章全体」で広く表されている場合もある。
※「全体のテーマ」と「部分部分のテーマ」がどのように繋がっているのか、ということを広く捉える必要があるため、論理的思考力を最も必要とするポイントの一つと言えます。

 

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現代文は、暗記科目とは違って一度そのテクニックが身につくと忘れにくく(どんな問題にもその解き方を使うため)上げた実力をキープしやすい便利な力だと僕はそう思っております。
なので可能であれば高1なりの早い段階で身につけられるのが理想なのですが、実際は

・日本語であれ、言葉の意味を正確に知る「暗記」も多少必要。
・英語リスニングにも同じことが言えますが、特に最初がものすごく大変。初動の段階では、かなり本気で取り組まないと効果がほとんど出ない。

といった面もあるため、そう考えると量は膨大でもコツコツ力をつけられる英語や数学を先に仕上げておいて、現代文やリスニングは受験期のような「焦り」という爆発力のあるときに集中的に仕上げる方が効果的なのかな、とも思えてきます。


英語と数学(と古文と漢文も)はコツコツと進めておりますが、現代文やリスニングに関してもベストな授業スタイルを引き続き考えたいと思います。