(解説:ハイレベル英語、スタンダード英語)「who」か「whom」か

オールラウンド渡辺です。

今日は、大学受験生5人が自習と授業に来ました。

昨日の模試を受けた生徒にはその結果を踏まえた11月スケジュールの修正をし、授業と質問では昨日の模試やセンターの過去問等を使用して英語、数学、古文の解説をいたしました。

数学は、「単位円(xy平面上における、原点が中心で半径が1の円)の使用による、sinθ=sin(180°-θ)の視覚的理解」、「判別式の使用による、直線lに接する放物線Cの求め方」、「ベクトルにおける直線や線分の表記法」、「ベクトルにおける立式で意識すべきポイント」など

英語は、「関係代名詞の格の見極め」、「not A but B の応用」、「thatの同格/関係代名詞の見極め」など

古文は、「『いかで』の複数訳の見極め」、「副助詞」、「撥音便化(『ん』に訛ること)された推量の助動詞の見極め」などを解説いたしました。

『not A but B の応用』

It's not the fact that (完全文) but that (完全文).

のような文について、塾生の一人から質問を受けたのですが、彼はnot A but B という構造についてはキチンと見抜いたのですが、Bの部分がまるで「It's that (完全文)」という風に見えてしまったようで(それでもよいと言えばよいのですが)、「Bの部分は仮主語と真主語の構文かな?でも補語も目的語もないし、、どう訳せばいいか分からない」と混乱していたので、AとBは基本的に「同じ種類のものの比較」と考えるようアドバイスをしました。
それによって、Bの but thatはAと比較して「but (the fact) thatという風に、the factが省略されている可能性がある」と考えることができるし、また、そこから派生して、たとえば「一文がすごく長くて、その中にたくさんandが使われているような文」が出てきた場合でも、各andの直後にそれぞれ何の品詞が来ているをチェックすると「そのandが、それ以前のどの語(句、節)と対等関係を結ぼうとしているのか」がかなり正確に掴める、ということなどの解説をいたしました。

『関係代名詞の格の見極め』については、

I know her (ア) gave me this book before.
The girl (イ) I saw yesterday is Jess.

上記のような2文の空欄に who か whom を選ばせるような問題が受験ではよくあるのですが、やはり受験生4人のうち前者の文が2人正解、後者の文は全員不正解でしたので、まずは間違えた原因を彼らに確認。
(前者がwho、後者がwhom)

関係代名詞で受験生がよく起こしてしまうミス通り、塾生たちもまずメインの文(前者はI know her、後者はThe girl is Jess)を見て「前者は、先行詞のherが目的格になってるからwhomが正解だ!後者は、先行詞のThe girlが主語になってるからwhoが正解だ」と判断してしまっていましたが、実際は、サブの文(先行詞を詳しく説明している、関係代名詞を使った文。前者は(ア) gave me this book before、後者は(イ) I saw yesterday)を見て、who(she)かwhom(her)の判断をする必要がある、ということを解説いたしました。
※前者はShe(who) gave me this book before、後者はI saw her(whom) yesterdayとできるので、こうすることで格を正確に見極めることができます。

夏と比べて質問いただける内容も少しずつレベルが上がってきて、大変うれしく感じております。

今日は塾生初の試験(推薦入試)が行われたので、実力が発揮できたことを祈るばかりですが明日また彼から詳しい報告をお聞きしたいと思います。