僕のオーストラリアやニュージーランドなどの海外生活中に大変お世話になったオーストラリアのエージェント「APLaC」の繋がりの方で5年塾講師をされていた方より、生徒が試験に行くとき緊張緩和法として深呼吸のアドバイスをいただきました。
ありがとうございます!
先に吸うことを意識してしまうと過呼吸になったりしても良くないので、何よりもまず「息を吐ききること」に重点を置くということで、
受験生にもさっそく伝えておきました。
リラックスして実力通りの結果を出せるよう祈るばかりです。
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今日は受験生3人が自習に来ました。
質問をひたすら受けるスタイルの日となり、数学はセンター形式の「解の範囲の問題」や「グラフの平行移動」、「条件付き確率」、「同じものを含む順列」など。英語は慶応大の英文和訳問題から「文中におけるthatの用法見極め」、「離れたところにあるthatの先行詞の見極め」、「than以降が名詞かSVかによって変わる意味の違い」の説明をしました。
たとえば、It's those little differences we have that keep us from ~みたいな文のときのthatがどういう用法か、というのが受験生を悩ませる一つのポイントになるかと思いますが、thatのあとにkeep usという風な主語のない不完全な文がきているので、このthatは「those little differencesを先行詞とする関係代名詞である可能性がある」と考えることができる、といったような解説や(differencesとthatの間にwe haveが入っているところが、受験生の力を見極めるポイントとなっているようです)、I like Hiromi more than Asuka.とI like Hiromi more than Asuka does.という2つの文を比較すると、前者の文はあくまで「私」が相手2人のことを対象として比較していますが(好かれている対象は2人。動作の主体は「私」1人)、後者の文は私とアスカがヒロミ1人を対象にしている(好かれている対象は1人。動作の主体が2人)といった解説などをしました。
3人とも質問するジャンルはバラバラでしたが、数学にしても英語の上記thatの件にしても、夏の頃はこちらがかなり丁寧な説明をしても理解するのにすごく苦労していた彼らが、今ではそこまで細かく説明しなくてもすぐ理解できるほどに成長しているので、これまで彼らが地道に積み上げてきたその強靱な基礎力をひしひしと感じることができ、とても嬉しいです。
生徒にやる気と基礎体力さえ揃えば僕としても本領を発揮できると思うので(根拠はないのですが、少なくとも気持ちだけは)、一人でも多くの塾生に、彼らの想像を超える世界、学ぶことや学んでいくこと、自分自身でできることが増えていくことの楽しさを知っていただけるよう、さらに頑張っていきたいと思います。
今日も受験生1人に英単語600問(順番ランダム)のチェックテストをしましたが、病み上がりで自信がないながらも頑張ってくれ560点(93.3%)をたたき出してくれました。
英単語に関しては、志望校により受験用単語を1500~1800語程度を覚えられるかどうかがポイントとなりそうなので、11月末までに生徒により1000~1600語を9割正答できるようになっていただけるような形で、各生徒と一緒にスケジュールづくりをしております。(数学、国語も同様に)
11月は冬期講習や集客の動きもあるので尾崎さん(オールラウンド階上の尾崎塾塾長)からアドバイスをいただきながら、引き続きできることを一つずつ進めていきたいと思います。