正答率94.7%

オールラウンドの渡辺です。

 

今週は、通常授業がお休みの週です。

一昨日に京都の実家で親の用事を済ませ、昨日は三重道中の大阪で、オーストラリア時代の友人の奥村君に会って来ました。

 

facebook等のおかげでお互いの近況はよく知っていたのですが、最後に会ったのは2015年4月に僕がニュージーランドへ行く直前のオーストラリアはシドニーだったので、昨日はオーストラリア時代の懐かしい思い出話や今後の話などをつまみに、一杯100円台という破格の飲み屋やアイリッシュバーで飲みながらといろいろと語り合いました。

相変わらず良い笑顔をしていたなので、カナダもきっと楽しんで開拓していってくれるでしょう。彼のカナダでの活躍が今からとても楽しみです(^^)

 

今日は、受験生が3人自習に来ました。

11月の細かい目標設定を立てていた生徒にさっそく英単語(600語)と古文単語(565語)の目標達成確認テスト(順番をランダムにして)をしたところ、英語562点(93.7%)、古文535点(94.7%)をたたき出してくれました。

いよいよセンター試験も残り70日となり、とくに受験生たちは気合いと実力が出始めてきました。

また、この土曜に塾生初の受験(推薦入試)を控えた生徒から、「志望大学の2015年の過去問を解いたところ、受験科目である英語と国語のそれぞれで8割を取ることができた」という報告を受けました。

彼は本当に音をあげることなくひたすら反復練習を繰り返して弱点を克服してきた努力家なので、ぜひともこれまでの努力を受験当日も遺憾なく発揮していただけるよう祈るばかりです。

 

受験というのはなかなか特殊な状況のため、過度に緊張しないことが実力を発揮するためには肝要ですが、半年ほど前に「合掌すると心が落ち着く」という話を聞きまして、やってみた上で主観的にもあながち間違っていないと思えたので、彼にもアドバイスしてみました。

「〇〇をもっていく(食べる・飲む・使うetc)と良い」みたいな験担ぎはいろいろとありますが、そういったものは逆に忘れてしまったときに動揺するリスクもあるので、そういう意味でも手だけでいいなら安心の方法ではないかなと。

※何かメンタルの調整法(緊張しない、いつも通りでいられる、etc)で良いアドバイスをおもちの方がいらっしゃれば、情報シェアいただけると大変うれしいです!

 

他にも尾崎さん(オールラウンド階上の尾崎塾塾長)と塾の宣伝のことなどについて話をしていた中で、ハーバードの授業の仕方というのも話題にのぼりまして、何かしら授業で使えそうな、「意欲の上がるような授業の仕方」がないかなと少し調べてみました。

ドンピシャの記事は見つかりませんでしたが、ハーバードに関する記事でいいなと思った(目に留まった)文章があったので、備忘録として下記に載せておきます。

 

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実は、HBS(ハーバード大学の経営大学院)に行って一番よかったと思うのは、自分なりの「成功」の定義を見つけられたことです。何が成功かわからないと、成功に向かって進むことができないからです。

 

印象に残っている授業の一つに、卒業生たちの数十年後の人生を描いたケースがありました。

いずれも経済的には大成功しているのに、家庭を顧みなかった結果、離婚して孤独だとか、出世のためにライバルを蹴落としていったら、友人がいなくなっただとか、精神的に不幸のどん底にいる人ばかり。

彼らのライフストーリーを見て、自分にとって成功とは何か、自分が本当にやりたいことは何かといったことを自問自答し、自分なりの成功の定義を見つけることが、この授業の狙いでした。

 

 これは、HBSの学生が、自分自身とじっくり向き合う時間を持つことなく、世の中がイメージする成功が自分にとっての成功だと信じたまま卒業した結果、多くの卒業生が不幸になってしまったという、HBS自身の反省の表れでもあります。

 

 どの教授も、最後の授業で必ず生徒にメッセージを送ります。メッセージの中身はそれぞれですが、言わんとすることは、同じでした。それは、こういうことです。

「君たちは自分がやりたいと思ったことをやりなさい。

誰かが定義した成功に引き寄せられるのはわかる。

君たちにそれを成し遂げる力があるのもわかっている。

でも、そうじゃない。

自分が本当にやりたいことを見つけ、それに向かって歩き続けなさい。

それが、一番幸せな人生だ」

 

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引き続きいろいろと進めていきたいと思います。