「考える力」「批判的思考」

今日のオールラウンドは、高校3年生の数学と、高校1年生の英語でした。
高校3年生は、受験勉強だけでも大変なのに「受験に必要のない科目の定期テスト対策をしなければならない」というストレスを抱えており、講師としても、生徒がそもそも必要だと思っていない科目(=やる気が出ない科目)をやる気にさせるのは非常に難しく感じています。

今日も尾崎さんより情報シェアいただいたのですが(下記URL参照)、日本のこれまでの教育体制(現在もですが)が、与えられた情報を詰め込むことを主体としているため、「詰め込まれる情報」が面白くなかったり周りより詰め込みができていないと余計に考えることを止めてしまうというか、「考える力」を鍛えるためのモチベーションが上がらなくなってしまうように思います。
そんな状態でも何とか進級や卒業が可能な環境にあるなら、なおさら「考えること」の本当の楽しさに触れる機会は減ってしかるべきだと思います。

http://diamond.jp/articles/-/144850?display=b

ただ、上記の記事にも出てきている通り、僕たちが勝手に「日本の教育環境には制約が多い」と思っているだけで実際は思ったほど日本における教育の方法には縛りがないようなので、当塾でももっと「考える力」、「批判的思考」ができるような環境を整えていきたいと思っています。

高校1年生の今日の英語は、口語表現(英会話)の知識をいろいろと教えました。
センター試験でもリスニング問題が導入されて10年以上経つのですが、リスニングの授業や英会話表現を学ぶ機会が、センター試験にリスニング問題がなかった当時の僕の高校生時代(15年前)とほとんど変わらないような高校は現在でも多いようです。
実は最近、受験生の一人が「英会話っぽい問題が苦手で、そういう問題が出るとほとんど0点になってしまう」と僕に相談してきてくれました。
彼は非常にひたむきに努力できる生徒なので、良質なテキストを使用し、僕も海外生活で身につけた知識を付け加えてサポートをしたのですが、その甲斐あって先週末に行われた全国記述模試の英会話問題で、見事満点を取ってきてくれました!
今日はそんな嬉しいニュースがあったので、まだこの英会話表現テキストがどれだけ役立つのか半信半疑な表情をしていた高1生たちにも早速そのニュースを伝えると、それまでよりはそのテキストにも興味を持ってくれたようでした。

開塾初年度で、今はまだ三重県の高校を扱った経験も実績もないため、僕がベストだと思うやり方も日々変わっていくし、そのベストだと思うやり方を塾生や保護者の方々に信じていただいてついてきていただくこともけして簡単なことではなく試練の日々ですが、きっとここで得られた苦労が将来役に立つと信じて、引き続き改善を繰り返し行けるところまで行ってみたいと思います。

少し前からアドラー心理学の考え方を学んでいますが、これまでの教育では考えられなかったような考え方がいろいろあって、非常に面白いです。
(悩める高校生に適用できるようなものもあるので、英作文の問題文としてその考え方に触れてもらったりしています)
また時間のあるときに改めてそれについて書いてみたいと思います。